太陽の光に反応して多々物の外壁に付いた大気汚染物質を分解する光触媒塗料。
TOTOの新しい製品が注目です。

太陽光(紫外線)が壁に当たると光触媒塗料に含まれる酸化チタンが酸素に働きかけて活性酸素ができる。これが窒素酸化物や硫黄酸化物といった大気汚染物質など汚れを分解する。同時にチタンが水分に働きかけて水になじみやすい原子の固まりを作る。雨水は水滴にならずに壁の表面にべたっと広がり、分解された汚れ成分を浮き上がらせて落とす。

TOTOの今までの製品に比べて耐用年数も15年から20年に延びて、より鮮やかな色が出せるようになっている。

光触媒塗料の値段は他社の汚れにくい塗料(防汚塗料)より2割ほど高いのですが清掃の回数を減らせる。またガラスの表面にも塗るころができる。

2階建て家屋の外壁に塗ると大気浄化能力が高いポプラの木を庭に15本植えたのと同じくらいの大気汚染物質を分解するという地球環境にも貢献する技術です。